医薬専門オンライン個別塾ヤクシンでは、LINE登録だけで以下の3つが無料に!
✅薬学部受験攻略ガイドプレゼント!
✅医薬学受験生専用のオンライン自習室アクセス
✅現役薬学生講師との個別面談でスケジュール作成
今すぐ登録し、スタートしましょう!


はじめに
こんにちは! 医・薬学専門オンライン予備校医学部学士入試サロンです!
今回の記事では大阪医科薬科大学医学部の受験に向けた科目別戦略を紹介したいと思います!
大阪医科薬科大学医学部は関西エリアでは私立トップの偏差値を有する大学です。
そのため「具体的にどのような勉強をすればいいのかわからない」という人は多いのではないでしょうか?
ここでは実際に大阪医科薬科大学医学部に合格した私の経験をもとに、どのように勉強すればよいかを述べていきます。(理科は、私が化学・生物選択だったので物理のお話はできません。ご了承ください。)
今回の記事を読んで、受験生の参考になることができれば幸いです。
数学

まず、数学について説明させていただきます。
大阪医科薬科大学の数学は、医学部の中では簡単な部類に入ります。
これを聞いて「なんだ簡単なんだ~」と思った方、あくまで医学部受験数学においての話であり、十分な数学の演習を行っていなければ難しいと感じる問題でしょう。
また中途半端に簡単なので、できれば一問も落としたくないということでもあります。
さらに言えば、受験の最初の科目であるので緊張感のある状況下で、ミスがないように気を付けなければいけない。
総合的に、標準クラスの難易度と考えるべきでしょう。
対策としては、標準レベルの問題をしっかりと満点を取りきるためにも、典型問題が集められた問題集で演習を積んでおきましょう。
おススメの参考書はまた別の記事で紹介しているので、そちらをぜひご覧ください!
[大阪医科薬科大学医学科合格経験者が語るおすすめの参考書はこちら]
また、少々難易度が高い問題が出題されることがありますが、発想や工夫、着手するための足掛かり自体は典型問題のものとあまり変わりません。
落ち着いて、似た問題を解いたことがないか考えてみましょう。
本番の入試では、難しいと思った問題は後に回し、簡単な問題を確実にとることが望ましいでしょう。
正直、時間が余っていれば新しい問題や飛ばした問題を解きにいくよりも、解ききった問題が本当にあっているか何度も確かめた方が良いくらいです。
典型問題を確実に解き切る!
標準的な問題演習を多く積む。
受験の1科目目なので慎重にかつミスがないように進める!
英語

次に英語について説明します。
英語が得意な人は7割以上を、苦手な人は6割を切らないように得点したい内容になっています。
英語の構成は、時間80分、大問3題であり、和訳問題が主軸の長文読解が2題、日本語で書かれている内容を英作する問題が1題となっています。長文の長さは、800字程度で長すぎず短すぎない文章量です。
難易度としては、やや難しいと見積もれます。というのも長文や英作文の内容が抽象的で取っつきにくいからです。
一例として、2022年の長文読解の1題の内容が「弱そうに見える関係性の意外な影響力」を主題とするものでした。
また、英作文もなかなか骨のある問題が多く、そのまま日本語に英語を当てはめるような書き方だと不自然になったり、そもそも当てはまるような英単語を知らないといったことがしばしば起こります。
長文の対策としては、いろんな英語の内容の文章に慣れておくことです。
おそらく多くの受験生にとって「地球温暖化」を主題にした長文など腐るほど見てきたでしょう。
そうしたよくある内容の問題でなく、1段落目の内容に見当がつかないような問題を解いていくしかありません。
他には、基本長文は和訳問題しか出ないので、英文の構造を間違えないように日本語に直す練習をしましょう。
英作文の対策としては、まず書かれてる日本語の内容を理解することから始めましょう。
「何を言ってるんだこの筆者は…」と思われたかもしれませんが、受験生の英作文を見てみると、書いてある日本語にそのまま英語を当てはめるような書き方が圧倒的に多いです。
そのため思いつかない英単語を日本語で書かれていると、その部分を英作できないのです。これを防ぐために、書かれている日本語の内容を自分で英作しやすい内容へと変えてから、それを書く必要があるわけです。
そのための日本語の内容理解ということです。
本番では、時間にそこまで余裕は生まれないでしょう。
しかし、下線部和訳や英作のように全体の内容から答えるといった問題がないので、最悪問題をある程度読み飛ばして部分点を狙いに行けます。最後まで足掻きましょう。
足掻き得です。
長文は抽象的な内容が多く少し難しめの出題となっている。
英作文は日本語の内容を正しく咀嚼する。
下線部和訳や全体の内容を把握する問題はなし!
化学

理科2科目のうち、化学について説明します。
化学は大問4題で構成されており、問題の難易度は標準レベルが多い印象です。
時間は理科2科目合わせて120分であるので、人によって化学にどれほどの時間を使うのかを変えることができます。
個人的には後述する生物の難易度が低めなので、化学や物理に多くの時間を使うことになるのではないかと考えています。
出題傾向としては、理論化学と有機化学がほとんどを占めます。
つまり無機化学がほとんど出題されていない特徴があります。また、有機化学でも理論化学よりな問題が出題されることもあるので理論化学を重視していることがわかります。
理論化学からの出題が多いと、必然的に計算問題の出題頻度も増えるので、計算をスピーディにこなす必要があります。
以上から、化学の対策としては、理論化学と有機化学の総復習、これに尽きます。時間のない方は理論化学だけでも押さえておくとよいでしょう。
また、普段の演習では面倒くさがらずに多くの計算問題に着手してください。
電卓を使った演習なんてもっての外ですよ!(そのようなことをしていた友達が落ちていたので…)
手計算である程度慣れてくると、導き出す数字の大きさの予測を立てれるようになるので、本番もある程度の確信を持ちながら問題を解き進めることができ非常に快適になります。
有機化学と理論化学の出題がほとんどを占める。
計算問題をミスなく素早く解き進める必要がある。
→演習時から正確に計算を(電卓は使わない。)
生物

理科のもう一科目である生物について説明します。
生物は、大問4題で構成されており、遺伝子発現、バイオテクノロジー、人体に関する生物的現象からの出題が多い(医学部らしさを感じますね)ですが、植物ホルモンや進化など、様々な分野から出題されています。
難易度としては、やや簡単から標準といったレベルです。
求められる知識レベルも教科書の内容を理解できていれば対応可能です。捻った問題が少ないので素直に考えて答えましょう。
グラフの考察や記述問題で確実に点数を取れるようになると得点源として機能すると思います。
対策としては、正直特にありません。教科書を読み、ある程度演習すれば十分だと思います。せめて対策を挙げるとするならば、過去問を見て今の自分の実力を計ることくらいです。
小論文・面接
小論文では、主張する内容に論理の飛躍がないか、矛盾していないかを守れればほとんど満点が取れます。
というのも、小論文は中身がとても良いことよりも、結論に至るまでの思考プロセスが正常かどうかを調べたいことが多いので、なるべく論理的に書きましょう。
(もちろん、中身が伴えばよりgoodです)。
おススメの書き方として、比較、三段論法あたりが使いやすい書き方だと思います。
面接は、基本コミュニケーションがとれるかどうかを見ていますのでリラックスして受けましょう。
聞かれたことに答えられればほとんど合格と言ってもいいでしょう。
気を付けなければいけないことは、面接での礼儀作法と聞かれたことのみに答えることです。礼儀作法はインターネットで検索すればでてきますので、そこで学んでください。
聞かれたことのみに答えるというのは、例えば面接官がYES/NOで答えれる質問をしてきた場合、YES/NOのみを答え、理由などは話さなくていいということです。
もし、理由を聞きたいなら面接官がその後質問してくれるのでその時答えましょう。
大事なのは言葉のキャッチボールで、受験生が一方的にボールを投げる(しゃべる)状況はよろしくありません。
小論文では論理の飛躍に気を付ける。
面接は礼儀作法・面接官とのコミュニケーションを大切にする。
おわりに
以上が私の思う大阪医科薬科大学医学部の受験戦略となります。
記事を読む前より対策がはっきりしたでしょうか?
受験は、やみくもに勉強すれば必ず合格するものではありません。合格に必要な力の水準を見極め、模試などから客観的に自分の現状と目標の水準とを比べ、いつまでに、どのくらい、どの分野の勉強をするかを考え実行する人が合格しやすい印象です。この記事がそうしたことを考える判断材料の一つになれば幸いです。

ヤクシンでは、スケジュール作成個別面談を毎月10名限定で実施しております。
あなた専用のスケジュールを、指導経験が豊富な現役薬学生メンターと一緒に作れます!
大変おすすめの個別面談ですが…月10名限定となっております。
お申し込み希望の方はお早めにお願いいたします!
気になった方は、公式LINEからお申し込みください。


LINEが無いからはこちらからお申し込みいただけます!
お気軽にお問い合わせください。